低体温症の改善

そもそも低体温症とはどういったものなのでしょうか。一般的に重度の低体温症は凍傷と呼ばれたりします。山登りなどでとても寒い所にいた場合、手や足の指が低体温症で凍傷になって切断しなければならなくなったりすることもありますね。低体温症は、軽い症状のものであれば自分自身の自律神経によって改善することができます。重度の低体温症か、もしくは自律神経失調症の場合などにおいては、低体温症は改善することが出来なくなって、酷い場合では凍死してしまうこともあります。低体温症は、悪いことばかりではありません。良く聞くのが冬などにほぼ凍ってしまっているような池や川に幼児や赤ちゃん、子供が落ちたものの、低体温によって助かったという話が有名ですね。これは、凍傷にはなってしまうこともありますが、急激に体が冷やされることによって、脳への酸素供給が止まってしまう前に脳細胞が仮死状態になることから、酸素欠乏症になることがないために、心臓が止まってしまってからも蘇生することが出来たりします。

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低体温症を改善するには

では、低体温症になってしまった場合、どのように改善していけば良いのでしょうか。この低体温症の改善する方法を間違って覚えてしまうと、取り返しの付かない事態になってしまいますのでしっかりと覚えておきましょう。低体温症の症状によって、対処法が変わってきます。低体温症になってしまった場合、早く温めないと。と思ってしまう傾向がありますが、急激に手足を温めてしまうと症状を改善するどころか悪化させてしまうことにもなりかねません。まして、お酒を飲んで体を温める。なんていう行為は、体は温まることは温まりますが、眠くなってしまったりするので危ないです。まず、低体温症の改善として有効なのは、わきの下や股下をゆっくりと温めてあげることが重要です。この時、しもやけの時などと勘違いをして、手や足をさすったり、動かして温めようとすると、急激に血流が良くなってしまい、内臓へ負担が掛かってしまう恐れもあるため、低体温症の改善する方法としては間違っています。

低体温症の改善 その2

低体温症になった人と遭遇した場合、自分の身に危険がない限りは必ず救護することを続けてください。山で雪崩が起きたとき、心臓が完全に止まってしまってから2時間以上経ってから心臓が動き出し、全く後遺症もなく復帰されたという例もあります。低体温症は軽度・中度くらいの時には、ゆっくりと温めてあげて、体を無理に動かさず、温かい飲み物を与えるときには意識がはっきりしていることを確認してからあげるのが低体温症を改善する秘訣です。また、利尿作用の強いコーヒーなどは、結局発散されてしまって脱水症状になってしまうこともありますので与えない方が良いでしょう。重度の場合は出来るだけ早く救急隊を呼んで、呼んだ時に低体温症の症状を伝え、何をすれば良いかを聞くことが重要です。低体温症の症状で、心臓が停止してしまっていたり、呼吸をしていなかったりする場合がありますが、無理に改善しようと思うのではなく、専門医の指示に従うことを忘れないようにしてください。

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